令和六年度
令和6年度企画展「生駒の大衆文化」
生駒市には芸能に関する記録がいくつかある。1つ目は、幕末に村人たちによっ て結成された人形浄瑠璃や歌舞伎の上演を行う「松栄座」から始まった萩の台の 芸能文化。2つ目は、宝山寺参詣道の発展に伴い、技芸たちの演舞場として本町 に建てられた「生駒劇場」という演舞場と、そこで短期間のみ活動していた「生 駒歌劇団」についてである。本展では、実際に使用された舞台の道具や台本、劇 場の様子を写した写真類を展示した。
令和6年度特別展「「生駒の弥生時代」
生駒市内には弥生時代の遺跡が2つある。萩原遺跡と西畑遺跡である。萩原遺跡で は工事の際に採集された土器があり、その中には前期に遡るものもある。また、生 駒山西麓産と言って、東大阪市で焼かれ、持ち込まれた土器の比率が高い。一方、 西畑遺跡では方形周溝墓や竪穴建物から出土した土器や石器がある。今回の展示で はそうした土器類と石器類を見ていただき、当時の生活を理解して頂いた。
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